飛騨宮川の釣り

飛騨市河合町・宮川町の釣り情報

鰭切り標識について

今日は雨。朝からしとしと降っています。周辺の累加雨量は5~15㎜ほど。気温は朝の内15℃。お昼過ぎでも17℃ほどととても涼しく感じます。明日もパッとしない天気になるようです。

打保ダムの放水量は午後4時で毎秒5tほど。打保ダムの放水量は下小鳥発電所の運用の関係で上下することが多いです。小鳥川、稲越川は落ち着いています。

稚アユの放流は順調です。昨日は岐阜県魚苗センター産種苗を放流しました。河合町舟原に100kg、三川原橋~やそぜ橋の間に200kg、宮川町打保~祢宜ヶ沢上にかけて300kgの合計600kg。平均10gです。

【鰭切り標識について】
昨年に引き続き、宮川に放流する岐阜県魚苗センター種苗の一部に”鰭切り標識”を”行いました。三川原橋~やそぜ橋間に放流した200kgの内100kg(約10,000尾)の脂鰭を切除しました。
放流種苗ごとの放流効果を調査し、その結果を今後の放流計画に反映させること目的としております。調査へのご理解とご協力をお願い致します。
脂鰭の切除ということですが、下の写真のようになります。下の3尾が脂鰭を切除して標識した個体、上2尾は標識していない個体です。
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脂鰭は一度切除すると成長しても元に戻らないので、大きく成長すると切除したことがよくわかります。しかし背鰭、腹鰭などの他の鰭は根元から切除しない限り再生してしまうことが多いみたいですね。