飛騨宮川の釣り

飛騨市河合町・宮川町の釣り情報

稚アユの放流

今日は雨。昨晩からの周辺の累加雨量は5~15㎜ほど。朝の気温は13℃ほど。日中も20℃には届かないようです。この雨は今日までのようで、明日は曇りの予報。

打保ダムの放水量は朝の内は毎秒20tほどでしたが、午前10時前から毎秒50tに増えました。古川大橋の水位は-170㎝なので、下小鳥発電所の運用による増加分が多いものと思います。小鳥川、稲越川は落ち着いています。

今年の稚アユの放流は来週からの予定です。琵琶湖の天然種苗も今のところ獲れているようなので、昨年のようなことはないとは思います。岐阜と富山の人工種苗はよほどのことがない限り大丈夫です。
当組合が主体として放流している種苗は琵琶湖の天然種苗です。しかし、琵琶湖の天然種苗と一口に言っても、漁獲した時期や方法、畜養の有無、施される冷水病対策などによって様々です。当組合ではその中でも「琵琶湖流入河川に遡上したものをヤナで捕獲したものに冷水病対策として加温処理を加えたもの」をできるだけ多く放流できるように計画しています。
しかし、浮動の大きな天然資源を当てにする以上、確保できる量は不安定になりがちです。特に昨年のように遡上量が少なく、さらに遡上が遅れたりする年には、安定して確保することができる人工種苗の割合がとても高くなることがあります。
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とりあえず、これからの時期は適度な雨がとても重要です。農業用水に取られて干上がった河川に稚アユは遡れません。毎年の心配事です。